改めまして、はじめまして。
まめたなです。
今回は趣向を変えまして、ちょっとしたエッセイ風のブログです。
いつもスターをつけてくださる方も、そっと見守ってくださる方も、今日が初めましての方も、このような名もない一般人の日々のよしなしごとなつぶやきに、目を通してくださりありがとうございます。
コロナ禍には、ずっといわゆる医療従事者として、病院で働いてきました。
まだ感染症としても、対応策がわからない中で、不安ながらも緊張感を保ちながら過ごしていました。
最初の頃は、ニュースなどにもあったとおり、「医療従事者ありがとう」とブルーインパルスを飛ばしてくれたり、激励の言葉も多かったように思いますが、ストレスフルな日々が続くうちに、「コロナのせいで楽しめない」「マスクのせいで免疫力が下がった」「飲食業界を潰す気か」と世の中の言葉にトゲがあらわれ始めました。
のちには、病気を治すために患者さんが訪れる場所にまで、「マスクを強要するとは何事だ」とのお叱り。
別に医療従事者がコロナを押しつけているわけでも何でもないのですが、「いつまで続ける気だ?」というSNSなどの心ない言葉に、少なからず傷ついていました。
自分が直接言われているわけではないのですが、1日頑張って働いて帰ってきた後に目にすると、結構刺さるものです。
そんな中、何気ない一般人の方の暮らしのブログには何度も励まされました。
淡いホタルの光のように、日本のどこかで、名もない誰かが家族と食卓を囲んでいたり、働きながら資格取得に取り組んでいる人がいたり、仕事をしたり、本を読んだり、遊んだり、そんな姿が明日の仕事へと繋いでくれました。
自分だけじゃないんだなぁという思いにさせてもらえたのです。
仕事を辞めた今、私自身に何も肩書きはありません。
でも、生きています。
自分を支えてくれたYouTuberさんやブロガーさんのように、役立つ情報は発信できませんが、ここが日々の暮らしを小さな光のように発信できる場所にできたら嬉しいと思い、スタートさせました。
何者でもない私の、何気ない暮らしを、そっと見守っていただけたら幸いです。